DHCのロゴマーク

Graphic Design

このロゴマークはもともと社長が黄金分割でDICカラー222のブルー、書体はPerpetureでと指定があったんです。しかし、制作室を通さず展開しようとしたため、一旦預からせてもらって、長く使ってもらえるように多少の書体の癖、文字の大きさや間を調節して仕上げました。日本語社名は新ゴに平体をかけて文字間隔にもこだわりました。

たまたま入社した会社がたまたまロゴを変えようとしていただけでしたが、その後どんどん規模を拡大し、世に広まっていって、定着していったのは嬉しい物でした。六本木駅や麻布十番駅にロゴが表示されていたり、サッカーのスポンサーになって選手がロゴのゼッケンをつけたりと、ありがたいことです。

DHCの社名は、知っている方も多いと思いますが、大学翻訳センターの略(Daigaku Hon-yaku Center)で、本業は翻訳の会社だったんです。翻訳業としては既に日本一の規模でしたが、翻訳業はなかなか業績が伸びないこともあり、オリーブバージンオイルを筆頭に基礎化粧品に乗り出したのがヒットして、今や大手と呼ばれるまでになりました。

ちなみにDHCの昔のロゴがこちらです。いかにも翻訳の会社っぽいですね。

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