コーンフレイクのパッケージデザインを担当したことがあると伝えると、「あ、見たことあります!」と言ってもらえるのですが、歴史のある商品ですので、もちろんオリジナルを担当したわけではありません。キャンペーンなどで、パッケージが少し変わる時に、微妙にバランスを変えたり、写真を撮り直したりしています。
特に写真撮影は大変です。
まずコーンフレイクをダンボール10箱くらいからの中身を空けて、床に広げ、綺麗なフレイクを選んでいきます。それをお皿に盛るわけですが、コーンフレイクには牛乳をかけますよね。牛乳をかけるともうそのお皿の分は撮影には使えません。ということで、テイク数の数だけ、綺麗なコーンフレイクのお皿を用意しなければなりません。

また牛乳をかけるというのもなかなか大変な作業です。撮影は丸一日かかりました。
また写真のキャンペーンのモデルのお子さんはオーディションで選びました。当時まだまだ経験の浅い自分でしたが、代理店の方は決定を僕に委ねてくださいました。僕は一番健康そうな印象があった彼を選ばせていただきました。もう35年近く前のことですが、彼は今どうしているでしょうか?
キャンペーンではノベルティも作りました。コーンフロストにはトニーというキャラクターがいますが、トニーの後ろ姿は世界初?ではなかったのではないでしょうか。板倉さんというイラストレーターにお願いしました。
