DHC在籍時、基礎化粧品の売上好調により、健康食品(サプリ)も発売することになりました。しかし、なんでも一人で決めてしまう社長。パッケージデザインを社内のデザイン室に話をせず、外部デザイン会社に発注していました。違うプレゼンで社長室にいた課長と自分は、それに驚き、いやいや自分たちに提案させてくれ、とお願いしました。そこで急遽、短期1日でプレゼンすることに。
今はコンビニでも展開され、PPによるパッケージですが、当時は瓶詰めは個包装。
社長の好みとして、「売れているものは、デザインを統一していない」という考えがありました。
また僕の中にも、同じサイズのサプリがあったら、違いをわかりやすくした方がいいな、ということで、色とフォントを変えるという作戦に出ました。
色はサプリのイメージを補強するもの。そしてフォントもサプリ名の雰囲気にあったものにする。
これは当時のパッケージ会社からすると、コストパフォーマンスが悪いので、あまりやりたくないこと。でも、その辺りは、あまりDHCの社長は気にしません。
そして仕上がったのが、写真のパッケージです。

見事、社長に選ばれました。ギリギリのスケジュールでのプレゼンで、業者にデータを渡すにも時間がありませんでした。当時は20数商品発売したかと思いますが、1日で版下データを作った記憶があります。表示には規制がありますから(何ポイント以上のフォントを使用とか)、そこが大変だったのを覚えています。
でも、DHCが大きい会社になり、そして今もなお、色とフォントを変えるというパッケージが引き継がれていることは、大変嬉しい限りです。